2008年12月02日

『アラブの大富豪』








アラブの大富豪 (新潮新書 251) アラブの大富豪 (新潮新書 251)

前田 高行



新潮社 2008-02

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なんとも怪しい雰囲気を醸しだし、いまひとつ様子がわかりにくい、けれど、なぜか惹かれてしまうのが「中東」である。


以前







ドバイにはなぜお金持ちが集まるのか (青春新書INTELLIGENCE 202) ドバイにはなぜお金持ちが集まるのか (青春新書INTELLIGENCE 202)

福田 一郎



青春出版社 2008-05-02

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紹介したときにも、次のお勧めとして書いたのがこの本。

『アラブの大富豪』も新書なので、とてもうまくまとまっており、興味をそそられる内に読み終わってしまい、残念な気さえする。


"王族"と聞くと、日本人的には"皇族"と比べてしまいがちだが、なんの、彼らはばりばりとビジネスを行い、むしろ国の経済の中枢であり、彼らの稼ぎで国民は税金のない暮らしが出来ているのである。

そればかりか、世界の経済さえをも動かしている・・といても、過言ではないだろう。


"セレブ"などといって、盛り上がっている場合ではないのだ。



王族に生まれ、そこにはすでに有り余るほどの財産がありながら、彼らはその利息で生きてゆこうなどとはこれっぽっちも思わないようで、早くから大きな元手を如何にさらに大きくするかを、学ぶ。そのケタたるや、初めからスケールが違う。




国に天然資源があり、王族のビジネス手腕が優れていれば、国はこういう"かたち"になるのねと思わされる。

王族のために、国民が汗水垂らして働き、さらにその上前をはねられる・・・という、専制君主的な"かたち"とはイメージは随分異なる。

と思っていたら、



小飼 弾氏が、

それにしても、本書を読んで認識を新たにしたのが、アラブの大富豪たちが、いかに最高の「民主主義の敵」としてすごいのかということ。彼らが暴君だからで はない。その逆だからだ。彼らはその富を気前良く民衆にも配る。中東産油国に税金はなく、社会資本もすべて王族が面倒を見てくれる。権利はないが、それ以 上に義務もない。そして王族に優れたものがいれば、民主主義のややこしい手続きなしですぐに辣腕を発揮できる。




と書いていた。


日本の民主主義って、いったいなんだろう?

それぞれの"国のかたち"があり、そして、そこにいる国民のタイプがあるということか・・・



そういえば、ドバイで会社を興した場合、毎年会社登録料を払うだけで事業に対しては無税なのだそうだが、
残念ながら今のところ"永住権"という制度はないそうだ。

ま、そりゃそうか♪



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ラベル:アラブ 書評
posted by yuu at 16:12| シドニー | Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと息抜き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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