
ヒラリー・ロダム・クリントン (著), 酒井 洋子 (翻訳)
ISBN: 4152085274
早川書房
2003/12/23
¥1,900
言うまでもなく、クリントン前大統領夫人、ヒラリー・クリントンの自伝。
私にとって興味深い女性の一人である。
その人が、いつ、何をどんな風に考え、どんな風に生きてきたかは、やはり興味深い。
また、ファーストレディ時代、各国訪問の際のエピソードは、野次馬的にも面白い。
一気に読まず、じっくりと読みたいのに、どんどん読めてしまう。もっともっと、先も、奥行きも読みたい気分の本だ。
この本を、ヒラリー自身が朗読しているCDも、彼女がどんな発音で、どんな風に話すのかを聞くにはとても参考になる。
アメリカ人といえども、世界を歩く人の発音は違う。
次の次の大統領選を狙っているといわれているが、個人的には是非頑張って欲しい。
何かといえば赤いドレスで自己主張するだけの某大統領夫人とは、同じアメリカのファーストレディと言えども、時代の違いさえ感じる。